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Channel: 東京中央美容外科【TCB仙台院】 院長 安本 匠 美容外科の匠
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「聞きにくいことを聞く」/医師の財布の中

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先日、深夜番組をみていたら、「聞きにくいことを聞く」番組が放送されていました。いくつかお題があって、投票で面白そうなものが順番に放送されて、最後の1つだけ放送されないという番組です。今回の没ネタは、「医師の財布の中の診察券を見せてください」というものです。個人的に気になったので、放送されなかったものを番組がyoutubeで無料配信しているのでみてみましたよ。

開業医を何件か回って、財布の中身を見せてもらっていましたが、診察券を持っている医師はいませんでした。みなさん病気にはならないし、風邪を引いたくらいでは病院にはいかないから診察券がないということでした。

当たり前ですが、医師も風邪は引くし病気にもなります。ただし、①医学知識があるので病気にならないような生活習慣を知っている、②重症化しない対処をしている、③解熱鎮痛薬・整腸剤・制酸剤・総合感冒薬・制吐剤・鎮咳薬などを普段から常備しているなどで、できる限り仕事に支障をきたさないようにしているのです。3か月連続勤務など日常茶飯事なので、風邪など引いていられないというのもあります。実際体が慣れてくると本当に何年も風邪を引かないという状態になるから不思議です。番組でも、「医師はタフだから」と言っていますが、本当にタフな人が多いです。

番組では、開業医を取材しているので診察券を持っていませんでしたが、総合病院の医師などは、自分の病院の診察券を持っているのが普通です。自分に処方箋を発行することができないことになっているので、その辺の医師を捕まえて、欲しい薬を処方してもらうのです。循環器系の医師などはARB(降圧剤の一種)とスタチン(コレステロールを下げる薬)を常用している医師が多いですね。

私の場合は、財布に入っている診察券は、矯正中なので歯科のものだけです。常用薬はないので、やはり病院の診察券は持っていないですね。風邪を引いたくらいでは、常備薬や市販の薬でこと足りますし、病院に行かなくても自然治癒力で治りますからね。精査が必要な症状などは自分でわかりますし、検診も定期的に受けていますから「医者の不養生」というわけでもないです。多くの医師が同じような考えなのではないでしょうか。

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